[Breathニュース]2020年12月号/助成金や補助金の考え方
2020.12.05
日々の声ずいぶんと寒くなりました。お変わりないでしょうか。2020年は本当に激動の1年となりました。まだまだこれからもどうなるか分かりませんが、当たり前となった対策をきちんと行い、その上で経営を行うための柔軟性とリーダーシップが求められていると感じます。
助成金や補助金の考え方
今年は多くの支給がありました。制度は国・都道府県・市区町村と別に存在するため、それぞれの情報をチェックする必要があります。年内が締切となるものも多いため注意が必要です。また、申請→振込とすぐなるものと、申請→結果通知→実績報告→振込と段階的に進むものもあります。
そして、審査が通ったからと安心するのは危険です。よく不正受給として逮捕などニュースが流れるのは振込から数年後のことも多々あります。スピード重視で支給し、後からじっくり調べるというのもありますし、違うルート、例えば税務調査などから派生して遡って調べられ不正となることも。
かなり分かりにくいルールも多く混乱もあると思いますが、要綱を読み込み、ルール通りに運用しなくてはなりません。同意書もしっかり読んだ上でチェックをし、無理して申請することは数年後の経営のためにもやめておくことをおすすめします。
もし疑問に思うことやなぜこのような制度・ルールになっているか、改善したほうがいいことなどあれば、そのままにせずきちんと問い合わせて、今後の制度設計に繋げることが大切です。来年もどうなるか分かりませんので、ぜひそうしたことも意識して、より良い経済支援策が作られるように皆で声を出していけたらと思います。