「正解を当てる」から「考えをつくる」へ
2026.10.01
お役立ちコラム
2026年9月に公表された最新のPISAでは、OECD加盟国の読解力の平均得点が過去最低となりました。日本は引き続き上位に位置していますが、読解力の低下は世界共通の課題として改めて示されています。
ここでいう読解力は、文章を読んで意味を理解するだけではありません。必要な情報を探し、複数の情報を比べ、発信者や根拠の信頼性を確かめ、自分なりの結論をつくる力まで含まれます。
これは、仕事でも同じではないでしょうか。メールや資料から相手の意図を読み取り、異なる意見を整理し、根拠を示しながら自分の考えを伝える。指示されたことに正解するだけでなく、「本当に求められていることは何か」を考える力が必要です。生成AIが身近になった今は、得られた答えをそのまま使わず、確かめる力も欠かせません。
そこでBreathでは、子どもたちがグループで考え、意見を交わす講座を企画したいと考えています。あるテーマについて情報を集め、理由や根拠を整理して伝える。ほかの人の意見を聞き、自分とは異なる見方に気づく。そうした体験を重ねる場です。
意見が違っても、すぐに敵と味方に分けない。対話を通して考えを深め、ときには自分の意見を変えることもできる。社会に出てからも役立つ、そんな力を子どものうちから育む機会をつくりたいと思います。
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