【イベント開催レポート】「認知症サポーター養成講座」(2025年5月)
2025.06.03
日々の声
2025年5月27日、コワーキングスペースBreathにて武蔵野市による出前講座「認知症サポーター養成講座」が開催されました。
武蔵野市の講師の方をお招きし、認知症についての正しい知識や認知症の方への接し方を学びました。
認知症は、高齢になるにつれ、発症率が高くなるといわれています。
また、近年、65歳未満で発症する「若年性認知症」も社会的な課題になっています。
高齢化が進行する現在の社会において、身近な人が認知症になったり、地域で認知症の方と接したりする機会も増えることが考えられます。
講座では、認知症にはいくつかパターンがありそれぞれ進行が違うことや、認知症の方の心理、街で認知症を持つ人と出会った場合どのように接すると良いか、など、充実した資料やDVDを使いわかりやすく解説いただき、深く知ることができました。
参加者の感想
- 興味のあるテーマで、このタイミングで参加できてよかった。資料が厚く少し驚いたが、わかりやすくまとまっており、認知症について理解を深めることができた。
- 認知症についての漠然とした不安や絶望感が払拭できた。関わり方や対処の方法もDVDでわかりやすく学べた。
- 両親がもうすぐ退職するので、仕事を辞めた途端に張り合いがなくなり認知症になる可能性もあるかと考え参加した。事前に理解を深められてよかった。
- 今まで知らなかった知見も得られた。知っていることで身近な人の変化に気づきやすくなると思う。
この講座を受講した人は、「認知症サポーター」となります。参加者には、「証」として「サポーターカード」と「オレンジバッジ」が配られました。
認知症サポーターは、”特別なこと”を行う人ではなく、認知症を正しく理解し、周囲の認知症の方やその家族を応援する人。認知症の方やその家族への地域の優しい輪が広がることを願っています。
あなたも認知症サポーター講座を受講しませんか
武蔵野市では、定期的に「認知症サポーター講座」を開催しています。
また、市民および市内の学校や団体などに向けて、講師を派遣する「出前講座」も実施されています。
認知症について正しい理解を広めましょう。
詳細は、武蔵野市ホームページをご確認ください。
武蔵野市ホームページ|認知症を知ろう!「認知症サポーター養成講座」